Windows10 IoT Coreについて調べた事などを備忘録を兼ねて記載します。
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- Windows10 IoTとは?
- Microsoftが開発・提供している組み込み用のOS。
- Windows10 IoT EnterpriseとWindows10 IoT Coreの2つのエディションがあります。
- Windows10 IoT CoreはARMのCPUでも動作可能。(EnterpriseはX86のみ)
- Windows10 IoT Coreについて
- 利用可能なSBC(シングルボードコンピュータ)
- 評価用と商用のベースイメージとして次のシングルボードにインストールできます。本ページでは断りがない場合はすべてRaspberry Piで検証したものです。
- Intel MinnowBorad Turbot/MAX
- Broadcomm Raspberry Pi2&3
- Qualcomm DragonBorad 410c
- NXP i.MX6/i.MX7
- 評価用と商用のベースイメージとして次のシングルボードにインストールできます。本ページでは断りがない場合はすべてRaspberry Piで検証したものです。
- Windows10 IoT Coreの位置付け
- (個人的な考えですが)2015年に発表されてから最近までは今一つ開発に熱が感じられず、個人向けで実験的な、先のない製品なのかなと思っていました。ですがAzure IoT Servcesが発表された事で製品の保証がされましたし、ここ最近Azureと組み合わせた形で開発が進んでいるので安心して業務利用も可能な製品になったと考えています。基本的にオープンな製品であり、無償でも利用できるので、新しくIoTサービスを立ち上げる際には選択肢の一つとして考えても良いのではないでしょうか。
- 利用可能なSBC(シングルボードコンピュータ)
- Windows10 IoT Coreのライセンスは?
- SACライセンス
- Windows10 IoT CoreのSACライセンスは商用・非商用とも無償で利用可能。
- 商用で使う場合は登録・契約が必要
- 商用で利用する場合の規約はここ
- 自分が理解するために日本語訳してみました。内容については保証できません。自己責任でご参照下さい。ここ
- 商用利用したい場合はここから申込みをします。(英語のサイト)意外に簡単にできたのでビビらずにチャレンジ!
- 私がポイントだと思った点
- Windows10 IoT Coreの自動バージョンアップは必須ではないのですが、バージョンアップ出来る機能を備える必要があります。→バージョンアップ機能を止めた場合、リモートで再開する機能が必要となるのでAzure IoT Device Managementを利用する。こちらについては追々記事にしたいと思います。
- 評価用のイメージで使えるコルタナ等の機能は商用で利用したい場合は別途契約が必要みたい。
- 6か月事に契約の更新が必要。(ディストリビューターを利用すると不要になるらしいですが、詳細は調べていません。)
- LTSCライセンス
- 有償。1台当たり33.6円/月(2018/10/5現在)
- Azure上でWindows10 IoT Core Servicesとして提供される。(2018/10現在preview)
- 10年間のサポート、デバイス健全性証明(DHA,Device Health Attestation)、更新管理が可能。
- 未検証なので、検証しだい続きを書くつもりです。
- SACライセンス
- Windows10 IoT Coreの始め方
- 準備
- Windows10 IoT Coreのセットアップ(準備中)
- Windows10 IoT Coreの起動(準備中)
- Windows10 IoTとは?
今後書きたい内容は以下の通り
- Microsoft IoT Coreで出来る事
- Azure IoT Hubとの連携
- Azure IoT Device Manageとは?
- 未定